小酒井不木小説作品明細

(リニューアル公開:2006年1月10日 最終更新:2017年11月17日)
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1927(昭和2)年

  1. 「塵埃は語る(二)」(『子供の科学』昭和2年1月号)
  2. 「卑怯な毒殺」(『サンデー毎日』昭和2年1月特別号)
  3. 「稀有の犯罪」(『週刊朝日』昭和2年1月特別号)
  4. 「疑問の黒枠(第一回)」(『新青年』昭和2年1月号)
  5. 「紅蜘蛛奇譚」(『名古屋新聞』昭和2年1月11日〜1月20日)
  6. 「分身の秘法」(『講談倶楽部』昭和2年2月号)
  7. 「塵埃は語る(三)」(『子供の科学』昭和2年2月号)
  8. 「疑問の黒枠(第二回)」(『新青年』昭和2年2月号)
  9. 「犬の幻想」(『令女界』昭和2年2月号)
  10. 「疑問の黒枠(第三回)」(『新青年』昭和2年3月号)
  11. 「刹那の錯誤」(『文藝春秋』昭和2年3月号)
  12. 「疑問の黒枠(第四回)」(『新青年』昭和2年4月号)
  13. 「龍門党異聞」(『大衆文芸』昭和2年4月号)
  14. 「疑問の黒枠(五)」(『新青年』昭和2年5月号)
  15. 「断食の幻想」(『新青年』昭和2年5月号)
  16. 「体格検査」(『キング』昭和2年6月号)
  17. 「疑問の黒枠(六)」(『新青年』昭和2年6月号)
  18. 「脅迫状」(『文芸講談』昭和2年6月号)
  19. 「血友病」(『サンデー毎日』昭和2年7月17日号)
  20. 「玉振り時計の秘密」(『少年倶楽部』昭和2年7月号)
  21. 「疑問の黒枠(七)」(『新青年』昭和2年7月号)
  22. 「現場の写真」(『少年倶楽部』昭和2年8月号)
  23. 「疑問の黒枠(八)」(『新青年』昭和2年8月号)
  24. 「物云ふ林檎」(『日本少年』昭和2年8月号)
  25. 「機械人間」(『講談倶楽部』昭和2年9月号)
  26. 「ある自殺者の手記」(『サンデー毎日』昭和2年9月特別号)
  27. 「姙術魔」(『苦楽』昭和2年10月号)
  28. 「死体蝋燭」(『新青年』昭和2年10月号)
  29. 「血染の日誌」(『日本少年』昭和2年10月号)
  30. 「記憶抹殺術」(『講談倶楽部』昭和2年10月増刊号)
  31. 「自殺か他殺か」(『少年倶楽部』昭和2年11月号)
  32. 「二重人格者」(『新青年』昭和2年11月号)
  33. 「赦罪」(『新青年』昭和2年11月号)

「塵埃は語る(二)」 #kodomonokagaku_192701

【データ】

初出: 『子供の科学』 ■巻■号 大正16年1月号 ■〜■ページ 連載第2回(全3回)
署名:
章題:
挿画:
改題: →「ほこりは語る」
備考:  


 (「塵埃は語る(一)」を参照

【同時代評・関連資料その他】
 (「塵埃は語る(一)」を参照

【収録書名】
 (「塵埃は語る(一)」を参照

【翻刻テキスト】 → 「塵埃は語る(二)」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「卑怯な毒殺」 #sundaymainichi_19270101

【データ】

初出: 『サンデー毎日』 ■巻■号 昭和2年1月特別号 ■〜■ページ
署名:
章題:
挿画:
備考:  

【同時代評・関連資料その他】

【収録書名】
 『現代大衆文学全集第七巻 疑問の黒枠外三十一篇』(平凡社・昭和3年3月1日発行)
 『探偵小説全集2 小酒井不木集』(春陽堂・昭和4年10月8日発行)
 『小酒井不木全集 第十六巻 探偵小説短篇集』(改造社・昭和5年9月15日発行)
 『怪奇探偵小説名作選1 小酒井不木集 恋愛曲線』(筑摩書房・平成14年2月6日発行)

【翻刻テキスト】 → 「卑怯な毒殺」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「稀有の犯罪」 #weeklyasahi_192701ex

【データ】

初出: 『週刊朝日』 第11巻第1号 新年特別号 大正16年1月1日発行 127ページ〜133ページ
署名: 小酒井不木
章題: 一/二/三/四/五
挿画: 古家新
備考:  

 宝石盗難をめぐる探偵談、という一見ありきたりな材料を逆手に取った記述が特色なのが本作。割と評判がいいのか何度か再録されているようだ。
 宝石専門の三人組窃盗グループ、箕島と仙波と京山。彼等はN男爵家秘蔵の青いダイヤモンドを盗み出したが、警察は既に彼等のアジトを突き止めていた。アジトが警察に包囲されたことを察知した箕島は慌ててダイヤを飲み込み部屋の明かりを消すが、その咄嗟の行動を箕島の裏切りと勘違いした他の二人は彼を射殺して逃走する。そして箕島の腹の中のダイヤを奪還すべく作戦を練る仙波と京山。以前医科大学で小使をしていた仙波は、医者に化けて解剖室に潜入し、箕島の内臓を盗み出す計画を思いつく。医師に化けるのは変装の名人京山。仙波が解剖担当の医師を監禁している間に、医師に化けた京山はいいかげんな指示をでっち上げ、死体の内臓を持ち出す事に成功したのだが……。
 フーダニットでもホワイダニットでもハウダニットでもない、強いて言えばホワットダニット(何が起こったか?)。犯人は明示され、犯行の手順もすべて明記されていながら、しかし物語は読者の予想を裏切る意外な結末へ――。わずかな錯誤の連鎖が生んだ「稀有の犯罪」、このタイトルが何を示すか、作者の絶妙な一捻りには唸らずにはいられない。

【同時代評・関連資料その他】

【収録書名】
 『稀有の犯罪』(大日本雄弁会・昭和2年6月18日発行)
 『小酒井不木全集 第十三巻 探偵小説短篇集』(改造社・昭和5年6月15日発行)
 『闘争』(春秋社・昭和10年10月5日発行)
 『別冊・幻影城No.16 小酒井不木』(幻影城・昭和53年3月1日発行)
 『人工心臓』(国書刊行会・平成6年9月20日発行)
 『小酒井不木探偵小説選U』(論創社・平成29年11月30日発行)

【翻刻テキスト】 → 「稀有の犯罪」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「疑問の黒枠(第一回)」 #shinseinen_192701

【データ】

初出: 『新青年』 ■巻■号 昭和2年1月号 2ページ〜27ページ 連載第1回(全8回)
署名: 小酒井不木
章題: プロローグ/第一章 死亡広告/第二章 恋人同士/第三章 模擬葬式
挿画: 大沢鉦一郎
備考:  

【同時代評・関連資料その他】
 「名古屋作家史」岡戸武平(『め』第5号・昭和32年9月8日発行)
 「解剖台上のロマンチシズム=小酒井不木論」権田萬治(『幻影城』昭和50年2月号)
 「小酒井不木」中島河太郎(『日本推理小説辞典』東京堂出版・昭和60年9月)
 「第十五章 葛山、小酒井、妹尾その他」中島河太郎(『日本推理小説史 第二巻』東京創元社・平成6年11月)

【収録書名】
 『疑問の黒枠(世界探偵文芸叢書第七編)』(波屋書房・昭和2年7月25日発行)
 『現代大衆文学全集第七巻 疑問の黒枠外三十一篇』(平凡社・昭和3年3月1日発行)
 『小酒井不木全集 第四巻 探偵小説長篇集』(改造社・昭和4年8月23日発行)
 『日本小説文庫220 疑問の黒枠』(春陽堂・昭和7年12月18日発行)
 『探偵小説傑作集3 疑問の黒枠』(三佯社・昭和21年12月20日発行)
 『探偵小説名作全集 小酒井不木 甲賀三郎集』(河出書房・昭和31年9月30日発行)
 『別冊・幻影城No.16 小酒井不木』(幻影城・昭和53年3月1日発行)

【翻刻テキスト】 → 「疑問の黒枠(第一回)」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「紅蜘蛛奇譚」 #nagoyanews_19270111

【データ】

初出: 『名古屋新聞』 昭和2年1月11日〜1月20日(除17日) 5面 連載(全9回)
署名: 小酒井不木
章題: 一日ごとに(一)〜(九)の章題を附す。
備考: 角書き「探偵戯曲」。1月12日の第二回より第九回までタイトルに「―ストリー―」の副題がつく。

 

【同時代評・関連資料その他】

【収録書名】
 『小酒井不木探偵小説選U』(論創社・平成29年11月30日発行)

【翻刻テキスト】 → 「紅蜘蛛奇譚」
【著作リスト】 → 「小酒井不木 雑誌別著作目録(小説の部)」

「分身の秘法」 #koudanclub_192702

【データ】

初出: 『講談倶楽部』 ■巻■号 昭和2年2月号 ■〜■ページ
署名:
章題:
挿画:
備考:  

【同時代評・関連資料その他】

【収録書名】
 『探偵小説全集2 小酒井不木集』(春陽堂・昭和4年10月8日発行)
 『小酒井不木全集 第十六巻 探偵小説短篇集』(改造社・昭和5年9月15日発行)

【翻刻テキスト】 → 「分身の秘法」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「塵埃は語る(三)」 #kodomonokagaku_192702

【データ】

初出: 『子供の科学』 ■巻■号 昭和2年2月号 ■〜■ページ 連載第3回(全3回)
署名:
章題:
挿画:
改題: →「ほこりは語る」
備考:  


 (「塵埃は語る(一)」を参照

【同時代評・関連資料その他】
 (「塵埃は語る(一)」を参照

【収録書名】
 (「塵埃は語る(一)」を参照

【翻刻テキスト】 → 「塵埃は語る(三)」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「疑問の黒枠(第二回)」 #shinseinen_192702

【データ】

初出: 『新青年』 ■巻■号 昭和2年2月号 2ページ〜28ページ 連載第2回(全8回)
署名: 小酒井不木
章題: 第四章 病める夫人/第五章 刑事の出張/第六章 教室の事変
挿画: 大沢鉦一郎
備考:  


 (「疑問の黒枠(第一回)」を参照

【同時代評・関連資料その他】
 (「疑問の黒枠(第一回)」を参照

【収録書名】
 (「疑問の黒枠(第一回)」を参照

【翻刻テキスト】 → 「疑問の黒枠(第二回)」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「犬の幻想」 #reizyokai_192702

【データ】

初出: 『令女界』 6巻2号 大正16年2月号 100ページ〜104ページ
署名: 小酒井不木
章題: なし
挿画: 岩田専太郎
備考: 特集「ストーヴを囲みて」に寄稿された一篇。

【同時代評・関連資料その他】
 「犬の幻想」(『叢書新青年 小酒井不木』博文館新社・平成6年4月)

【収録書名】
 『叢書新青年 小酒井不木』(博文館新社・平成6年4月25日発行)

【翻刻テキスト】 → 「犬の幻想」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「疑問の黒枠(第三回)」 #shinseinen_192703

【データ】

初出: 『新青年』 ■巻■号 昭和2年3月号 2ページ〜26ページ 連載第3回(全8回)
署名: 小酒井不木
章題: 第七章 死因の説明/第八章 脅迫状/第九章 遺言状
挿画: 大沢鉦一郎
備考:  


 (「疑問の黒枠(第一回)」を参照

【同時代評・関連資料その他】
 (「疑問の黒枠(第一回)」を参照

【収録書名】
 (「疑問の黒枠(第一回)」を参照

【翻刻テキスト】 → 「疑問の黒枠(第三回)」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「刹那の錯誤」 #bungeishunzyu_192703

【データ】

初出: 『文藝春秋』 ■巻■号 昭和2年3月号 121〜126ページ
署名: 小酒井不木
章題: 一/二/三/四
挿画: なし
備考:  

【同時代評・関連資料その他】

【収録書名】
 『日本探偵小説全集第一篇 小酒井不木集』(改造社・昭和5年3月20日発行)
 『小酒井不木全集 第十六巻 探偵小説短篇集』(改造社・昭和5年9月15日発行)

【翻刻テキスト】 → 「刹那の錯誤」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「疑問の黒枠(第四回)」 #shinseinen_192704

【データ】

初出: 『新青年』 ■巻■号 昭和2年4月号 94ページ〜117ページ 連載第4回(全8回)
署名: 小酒井不木
章題: 第十章 死亡広告主/第十一章 死体の行方/第十二章 家宅捜索
挿画: 大沢鉦一郎
備考:  


 (「疑問の黒枠(第一回)」を参照

【同時代評・関連資料その他】
 (「疑問の黒枠(第一回)」を参照

【収録書名】
 (「疑問の黒枠(第一回)」を参照

【翻刻テキスト】 → 「疑問の黒枠(第四回)」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「龍門党異聞」 #taishuubungei_192704

【データ】

初出: 『大衆文芸』 4月号 2巻4号 昭和2年4月1日発行 186ページ〜237ページ
署名: 小酒井不木
章題: 序幕第一場 浅草観音境内/序幕第二場 稲荷町南龍宅/序幕第三場 待乳山龍門党会合/第二幕第一場 井上壱岐守邸宅奥座敷/第二幕第二場 井上壱岐守邸宅の一室/大詰第一場 佃沖/大詰第二場 海岸/作者附記
挿画: 松田種次
備考: 角書き「探偵小説劇」。

【同時代評・関連資料その他】

【収録書名】
 『現代大衆文学全集第七巻 疑問の黒枠外三十一篇』(平凡社・昭和3年3月1日発行)
 『小酒井不木全集 第十三巻 探偵小説短篇集』(改造社・昭和5年6月15日発行)
 『小酒井不木探偵小説選U』(論創社・平成29年11月30日発行)

【翻刻テキスト】 → 「龍門党異聞」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「疑問の黒枠(五)」 #shinseinen_192705_01

【データ】

初出: 『新青年』 ■巻■号 昭和2年5月号 ■〜■ページ 連載第5回(全8回)
署名:
章題:
挿画:
備考:  


 (「疑問の黒枠(一)」を参照

【同時代評・関連資料その他】
 (「疑問の黒枠(一)」を参照

【収録書名】
 (「疑問の黒枠(一)」を参照

【翻刻テキスト】 → 「疑問の黒枠(五)」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「断食の幻想」 #shinseinen_192705_02

【データ】

初出: 『新青年』 ■巻■号 昭和2年5月号 ■〜■ページ
署名:
章題:
挿画:
備考:  

【同時代評・関連資料その他】
 「ユーモアとナンセンス」(『『新青年』読本全一巻』作品社・昭和63年2月)

【収録書名】
 単行本未収録

【翻刻テキスト】 → 「断食の幻想」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「体格検査」 #king_192706

【データ】

初出: 『キング』 ■巻■号 昭和2年6月号 ■〜■ページ
署名:
章題:
挿画:
備考:  

【同時代評・関連資料その他】

【収録書名】
 『人工心臓』(国書刊行会・平成6年9月20日発行)

【翻刻テキスト】 → 「体格検査」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「疑問の黒枠(六)」 #shinseinen_192706

【データ】

初出: 『新青年』 ■巻■号 昭和2年6月号 ■〜■ページ 連載第6回(全8回)
署名:
章題:
挿画:
備考:  


 (「疑問の黒枠(一)」を参照

【同時代評・関連資料その他】
 (「疑問の黒枠(一)」を参照

【収録書名】
 (「疑問の黒枠(一)」を参照

【翻刻テキスト】 → 「疑問の黒枠(六)」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「脅迫状」 #bungeikoudan_192706

【データ】

初出: 『文芸講談』 ■巻■号 昭和2年6月号 ■〜■ページ
署名:
章題:
挿画:
備考:  

【同時代評・関連資料その他】

【収録書名】
 『探偵小説全集2 小酒井不木集』(春陽堂・昭和4年10月8日発行)
 『小酒井不木全集 第十六巻 探偵小説短篇集』(改造社・昭和5年9月15日発行)

【翻刻テキスト】 → 「脅迫状」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「血友病」 #sundaymainichi_19270717

【データ】

初出: 『サンデー毎日』 ■巻■号 昭和2年7月17日号 ■〜■ページ
署名:
章題:
挿画:
備考:  

【同時代評・関連資料その他】

【収録書名】
 『小酒井不木全集 第十六巻 探偵小説短篇集』(改造社・昭和5年9月15日発行)
 『怪奇探偵小説名作選1 小酒井不木集 恋愛曲線』(筑摩書房・平成14年2月6日発行)

【翻刻テキスト】 → 「血友病」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「玉振り時計の秘密」 #shounenclub_192707

【データ】

初出: 『少年倶楽部』 ■巻■号 昭和2年7月号 ■〜■ページ
署名:
章題:
挿画:
改題: →「時計の秘密」
備考:  

【同時代評・関連資料その他】

【収録書名】
 『現代大衆文学全集第七巻 疑問の黒枠外三十一篇』(平凡社・昭和3年3月1日発行)
 『探偵小説全集2 小酒井不木集』(春陽堂・昭和4年10月8日発行)
 『小酒井不木全集 第十三巻 探偵小説短篇集』(改造社・昭和5年6月15日発行)
 『少年冒険小説全集第三巻 少年科学探偵集』(平凡社・昭和5年6月12日発行)
 『少年文庫152 少年科学探偵』(春陽堂・昭和7年12月25日発行)
 『紅色ダイヤ』(世界社・昭和23年6月10日発行)
 『少年小説大系7 少年探偵小説集』(三一書房・昭和61年6月30日発行)
 『小酒井不木探偵小説選』(論創社・平成16年7月25日発行)
 『少年科学探偵』(真珠書院・平成25年8月10日発行)

【翻刻テキスト】 → 「玉振り時計の秘密」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「疑問の黒枠(七)」 #shinseinen_192707

【データ】

初出: 『新青年』 ■巻■号 昭和2年7月号 ■〜■ページ 連載第7回(全8回)
署名:
章題:
挿画:
備考:  


 (「疑問の黒枠(一)」を参照

【同時代評・関連資料その他】
 (「疑問の黒枠(一)」を参照

【収録書名】
 (「疑問の黒枠(一)」を参照

【翻刻テキスト】 → 「疑問の黒枠(七)」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「現場の写真」 #shounenclub_192708

【データ】

初出: 『少年倶楽部』 ■巻■号 昭和2年8月号 ■〜■ページ
署名:
章題:
挿画:
備考:  

【同時代評・関連資料その他】

【収録書名】
 『小酒井不木探偵小説選』(論創社・平成16年7月25日発行)

【翻刻テキスト】 → 「現場の写真」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「疑問の黒枠(八)」 #shinseinen_192708

【データ】

初出: 『新青年』 ■巻■号 昭和2年8月号 ■〜■ページ 連載第8回(全8回)
署名:
章題:
挿画:
備考:  


 (「疑問の黒枠(一)」を参照

【同時代評・関連資料その他】
 (「疑問の黒枠(一)」を参照

【収録書名】
 (「疑問の黒枠(一)」を参照

【翻刻テキスト】 → 「疑問の黒枠(八)」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「物云ふ林檎」 #nipponshounen_192708

【データ】

初出: 『日本少年』 ■巻■号 昭和2年8月号 ■〜■ページ
署名:
章題:
挿画:
備考:  

【同時代評・関連資料その他】

【収録書名】
 『少年冒険小説全集第三巻 少年科学探偵集』(平凡社・昭和5年6月12日発行)
 『小酒井不木全集 第十五巻 闘病余録及断片』(改造社・昭和5年8月18日発行)

【翻刻テキスト】 → 「物云ふ林檎」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「機械人間」 #koudanclub_192709

【データ】

初出: 『講談倶楽部』 ■巻■号 昭和2年9月号 ■〜■ページ
署名:
章題:
挿画:
備考:  

【同時代評・関連資料その他】
 「機械人間」(『叢書新青年 小酒井不木』博文館新社・平成6年4月)

【収録書名】
 『叢書新青年 小酒井不木』(博文館新社・平成6年4月25日発行)

【翻刻テキスト】 → 「機械人間」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「ある自殺者の手記」 #sundaymainichi_19270901

【データ】

初出: 『サンデー毎日』 ■巻■号 昭和2年9月特別号 ■〜■ページ
署名:
章題:
挿画:
備考:  

【同時代評・関連資料その他】

【収録書名】
 『小酒井不木全集 第三巻 探偵小説短篇集』(改造社・昭和4年5月25日発行)
 『怪奇探偵小説名作選1 小酒井不木集 恋愛曲線』(筑摩書房・平成14年2月6日発行)

【翻刻テキスト】 → 「ある自殺者の手記」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「姙術魔」 #kuraku_192710

【データ】

初出: 『苦楽』 ■巻■号 昭和2年10月号 ■〜■ページ
署名:
章題:
挿画:
備考:  

【同時代評・関連資料その他】

【収録書名】
 『日本探偵小説全集第一篇 小酒井不木集』(改造社・昭和5年3月20日発行)
 『小酒井不木全集 第十六巻 探偵小説短篇集』(改造社・昭和5年9月15日発行)

【翻刻テキスト】 → 「姙術魔」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「死体蝋燭」 #shinseinen_192710

【データ】

初出: 『新青年』 ■巻■号 昭和2年10月号 ■〜■ページ
署名:
章題:
挿画:
備考:  

 ある暴風雨の夜、小坊主法信と本堂の見回りを終えた和尚は、深夜の礼拝の後、法信に向かって自らの悪行を告白し始めた……。長年に渡って人の焼ける匂いを嗅ぎ続けた結果、和尚は一日として人の脂肪の焼ける匂いを嗅がないではいられなくなってしまった。彼は当時雇っていた小坊主の良順を毒殺し、死体の脂肪を使って蝋燭を作った。それを毎日仏前で燃やし、その匂いを嗅いで自らの欲望を満たしていたのだ。しかし死体から作った蝋燭の数には限りがある。そして、今この場で燃えているのが、良順の死体から作った蝋燭の最後の一本だというのだ……。
 現代版「青頭巾」というシチュエーションに、作者は怪奇小説的でない意外な結末を用意している。これはモダニズム文化の輸入という時代的背景と無関係ではないだろう。当時「新青年」でもフランス産コントは非常に評判を呼んでいた。不木自身こうしたコント的な傾向を、探偵小説の今後の方向性の一つとして、かなり有効なものと考えていたようである。そうした意味では本作も不木流コントの実験の成果として評価出来るだろう。

【同時代評・関連資料その他】
 「解説」鮎川哲也(『怪奇探偵小説集1』双葉社・昭和51年)

【収録書名】
 『創作探偵小説選集 一九二七年版』(春陽堂・昭和3年1月)
 『小酒井不木全集 第三巻 探偵小説短篇集』(改造社・昭和4年5月25日発行)
 『新青年叢書3 小酒井不木傑作選集』(博文館・昭和4年6月18日発行)
 『別冊いんなあとりっぷ 怪奇・幻想小説の世界』昭和51年4月号
 『怪奇探偵小説集』(双葉社・昭和51年)
 『怪奇探偵小説集1』(双葉社・昭和58年12月25日発行)
 『復刻 創作探偵小説選集第3輯(1927年版)』(春陽堂・平成6年)
 『怪奇探偵小説集1』(角川春樹事務所・平成10年5月18日発行)
 『怪奇探偵小説名作選1 小酒井不木集 恋愛曲線』(筑摩書房・平成14年2月6日発行)
 『恐怖ミステリー BEST15』(シーエイチシー・平成18年5月30日発行)

【翻刻テキスト】 → 「死体蝋燭」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「血染の日誌」 #nipponshounen_192710

【データ】

初出: 『日本少年』 ■巻■号 昭和2年10月号 106〜115ページ
署名: 小酒井不木
章題: 一/二/三/四
挿画: 小林永二郎
備考:  

【同時代評・関連資料その他】

【収録書名】
 『少年冒険小説全集第三巻 少年科学探偵集』(平凡社・昭和5年6月12日発行)
 『小酒井不木全集 第十五巻 闘病余録及断片』(改造社・昭和5年8月18日発行)

【翻刻テキスト】 → 「血染の日誌」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「記憶抹殺術」 #koudanclub_192710ex

【データ】

初出: 『講談倶楽部』 ■巻■号 昭和2年10月増刊号 ■〜■ページ
署名:
章題:
挿画:
備考:  

【同時代評・関連資料その他】

【収録書名】
 『叢書新青年 小酒井不木』(博文館新社・平成6年4月25日発行)

【翻刻テキスト】 → 「記憶抹殺術」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「自殺か他殺か」 #shounenclub_192711

【データ】

初出: 『少年倶楽部』 ■巻■号 昭和2年11月号 ■〜■ページ
署名:
章題:
挿画:
備考:  

【同時代評・関連資料その他】

【収録書名】
 『叢書新青年 小酒井不木』(博文館新社・平成6年4月25日発行)
 『小酒井不木探偵小説選』(論創社・平成16年7月25日発行)

【翻刻テキスト】 → 「自殺か他殺か」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「二重人格者」 #shinseinen_192711_01

【データ】

初出: 『新青年』 ■巻■号 昭和2年11月号 ■〜■ページ
署名:
章題:
挿画:
備考:  

【同時代評・関連資料その他】
 「吉井勇「生霊」 梶井基次郎「Kの昇天」 小酒井不木「二重人格者」」山下武(『20世紀日本怪異文学誌――ドッペルゲンガー文学考』有楽出版社・2003年9月5日発行)

【収録書名】
 『小酒井不木全集 第三巻 探偵小説短篇集』(改造社・昭和4年5月25日発行)
 『新青年叢書3 小酒井不木傑作選集』(博文館・昭和4年6月18日発行)
 『人工心臓』(国書刊行会・平成6年9月20日発行)

【翻刻テキスト】 → 「二重人格者」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「赦罪」 #shinseinen_192711_02

【データ】

初出: 『新青年』 ■巻■号 昭和2年11月号 ■〜■ページ
署名:
章題:
挿画:
備考:  

【同時代評・関連資料その他】
 「吉井勇「生霊」 梶井基次郎「Kの昇天」 小酒井不木「二重人格者」」山下武(『20世紀日本怪異文学誌――ドッペルゲンガー文学考』有楽出版社・2003年9月5日発行)

【収録書名】
 『小酒井不木全集 第三巻 探偵小説短篇集』(改造社・昭和4年5月25日発行)

【翻刻テキスト】 → 「赦罪」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」