大正4年6月25日初版 大正6年9月5日再版 定価1円90銭
小酒井光次
洛陽堂 東京市麹町区平河町5丁目
A5判 函 304ページ
大正10年12月5日印刷 大正10年12月8日発行 定価1円60銭
小酒井不木
洛陽堂 東京市麹町区隼町20番地
A6判 函 209ページ
序 観察力 想像力 探偵小説 実験 読書 先入見と誤謬 忍耐力 偶然と幸運 休養と娯楽 病苦 貧苦 迫害 魔法 予言 不可思議 名誉 金 道義 常識 科学と文芸
(目次には「観察力」から「休養と娯楽」までの前半部分が表記されていない。)
大正12年6月12日印刷 大正12年6月15日発行 定価1円40銭
小酒井不木
博文館 東京市日本橋区本石町
函 338ページ
序 視覚錯誤に基く冤罪と犯罪 推理と観察 血液の秘密 毒と毒殺 仮死と犯罪 無意識の行為と犯罪 迷信と犯罪 女性と犯罪
大正13年7月15日印刷 大正13年7月18日発行 定価2円30銭
小酒井光次
克誠堂書店 東京市本郷区本富士町2番地
四六判 函 309ページ
自序 西洋医談(ギリシア古代の寺院参籠 ヒッポクラテスの誓詞 錬金術 学術上の詐欺と運 文芸復興期の盛観 「ペスト」小史 デ・フォーの「倫敦疫病日誌」 エーンズウォースの「旧セント・ポールス寺院」 サムエル・ピープスの日誌其他 外科手術の今昔 ジエームス・シムプソンの苦心 寂しいホレース・ウェルス 英国の医風 トーマス・シデナムの手紙 トーマス・アヂソンの性格 ウィリアム・ストークス エドワード・ジエンナーの詩 ジエンナーとインゲンハウス 短話三つ 英国の公衆衛生学及び医事統計学 King's Evil 妖婆の鍋) 不木軒随筆(知識と誤謬 青葉の蔭から 音楽と治療 音楽を嫌ふ人 夏四題(天才論) ロムブロソーの「天才論」を読む 「怒」 非常時に起る不思議な力 妊婦の精神感動と胎児 くさめ 血液の不思議 書籍の焼失 死の刹那の感じ)
附、「序」長尾藻城
大正13年8月15日印刷 大正13年8月18日発行 大正13年8月29日3版 定価2円20銭
小酒井不木
春陽堂 東京市日本橋区通4丁目5番地
四六判 函 337ページ
西洋探偵譚(はしがき プランセス街の秘密 髑髏の身許鑑査 パークマン博士殺害事件 肉片の身許鑑定 グーフエ殺害事件 見証による犯人探偵 名探偵ブルツクスの功名 写真と探偵 指紋による犯人の鑑定 探偵スウイーニーの功名 足跡の鑑定 遺留品による探偵 ブリツグス殺害事件 血痕及毛髪の鑑定 マリー・パロー殺害事件 犯罪者の心理を応用した探偵方法 山中の殺人事件 名探偵バーンス セント・ルイスの警官殺害事件) 探偵雑話(古代の裁判探偵法 西洋中世の拷問 青鬚物語(宗教裁判の話) 探偵の元祖ヴイドツク 名探偵ピンカートン兄弟 犯罪者の人相 宝石をめぐる犯罪と探偵 血液による親子の鑑別 殺人探偵)
大正13年9月5日印刷 大正13年9月10日発行 大正13年9月22日再版 定価2円20銭
小酒井不木
京文社 東京市本郷区元町1丁目3番地
四六判 函 305ページ
序論 原始人類(野蛮人)に於ける殺人 変態なる生理的又は心理的欲望に基く殺人 純然たる殺人と迷信による殺人 伝染に依る殺人と無意識の殺人 殺人者の容貌及び体格(解剖) 殺人者の生理及び心理 女性殺人者の残忍性 殺人の動機 死に就ての考察 殺人の方法 共謀殺人 屍体の現象 屍体の隠匿 犯跡の隠蔽 探偵総論(良心の呵責 殺人者の愚挙 未解決の殺人事件と冤罪事件 探偵方法の変遷 実在した名探偵と探偵小説に現はれた名探偵) 個人鑑別法の一(屍体の身許鑑定) 個人鑑別法の二(犯人の身許鑑定) 死因の鑑定 自殺他殺の鑑別 血痕及び毛髪の鑑定 心理学的探偵法
大正14年3月1日印刷 大正14年3月5日発行 大正14年4月10日5版発行 定価2円
小酒井不木
京文社 東京市本郷区元町一丁目三番地
B6判 函 326ページ
三面座談(はしがき 予言 胎児の性 堕胎 右と左 夢 動物裁判 屍体刑罰 人を殺す人 毒殺 放火 犯罪者の智慧 盗人哲学 盗人の迷信 迷信に拠る殺人 人を殺す理由 自己殺害 自己毀傷 苦痛を求める人 聖ヨハネ・ダンス 一日熱) 不木軒夜話(探偵術に応用したる最新科学 最も新らしみのある犯罪 西洋中世の刑罰法 ヒステリーと犯罪 春の精神状態 偉人天才の性的生活 分娩奇談 古代民族の月経観 現代人の恐怖心 熱誠と表情 睡眠 沙翁と夢遊病 死の刹那と生前の出来事 延命長寿 大学教授停年制 頭脳明晰法 霊妙なる精神の威力)
大正14年5月17日印刷 大正14年5月20日発行 定価2円30銭
小酒井光次
春陽堂 東京日本橋通
四六判 函 364ページ
序 性的犯罪(一 序言 二 嫉妬による犯罪 三 毒殺心理 四 放火心理 五 ヒステリーの本態 六 性慾倒錯 七 性的犯罪と探偵) 硫酸投注 ペルとランドルー 不具と犯罪 犯罪者のジエーキール・ハイド性 モリアーチー教授 主権者殺し 変態心理と犯罪(一 はしがき 二 迷信に基く犯罪 三 癲癇と犯罪 四 ヒステリーと犯罪 五 夢と犯罪 六 夢遊状態、催眠状態と犯罪) 自白の心理 自殺の心理 窃盗心理 詐欺の心理と婦人 犯罪心理と婦人 迷信による婦人の犯罪 冤罪に苦しんだ東西の女性 死刑と死刑囚 近代犯罪の特徴 日本最近の犯罪
大正14年11月14日印刷 大正14年11月21日発行 定価1円50銭
小酒井光次
黎明社 兵庫県川辺郡伊丹町伊丹198
四六判 函 383ページ
序 一、犯罪探偵の今昔 犯罪の進歩と探偵の進歩(緒言 窃盗方法 詐欺方法 殺人方法 探偵方法の変遷 個人鑑別法の発達 法医学の発達 顕微鏡的検査の進歩 殺人探偵の順序 結言) 棠陰比事解説(はしがき 左利きの鑑定 焼死の鑑定 知識の鑑定 犯行後の不安 犯罪者の手ぬかり 心理的欺瞞 夢の鑑定 首なし死体 不審を肩に知る木割の木工平 兇器の鑑定 毒の鑑定) 二、犯罪探偵茶話 1、犯罪探偵エピソード(裁判とユーモア Forth Degreeの由来 女性の神秘 刑場エピソード(その一) 刑場エピソード(その二) 犯罪本能 永久運動 屁理屈 犯罪の地方色 心理応用の詐欺 匿名書状 鼻と犯罪 胃の内容 慾の深い犯罪者 人体の値段 骸骨のうめき 犯罪者の人相 ギヨチンの話 替玉 ある医者の言葉) 2、世界裁判奇談(はしがき むかしの裁判 アイデンチフイケーシヨン 判事物語 検事物語 弁護士物語 陪審官物語 証人物語 被告物語) 三、趣味の犯罪探偵談(ルパン物語 犯さぬ罪 神隠し物語 恐ろしき贈物 探偵の怪) 四、科学探偵談(浴室の秘密 死後の時間 状況証拠 生きかへる髑髏)
大正15年5月25日発行 定価1円20銭
聚英閣
四六判 256ページ
死の接吻 直接証拠 三つの痣 人工心臓 孔雀の樹
大正15年6月15日印刷 大正15年6月18日発行 定価2円20銭
小酒井光次
春陽堂 東京市日本橋区通4丁目5番地
四六判 函 320ページ
自序 学者気質(観察力 想像力 探偵小説 実験 読書 先入見と誤謬 忍耐力 偶然と幸運 休養と娯楽 病苦 貧苦 迫害 魔法 予言 不可思議 名誉 金 道義 常識 科学と文芸) 病間随筆(喀血 モルヒネ からす 梟と蝙蝠 体内音 読書 雨 検温器 強心剤 花 猫) 牛涎漫語(物真似人真似 タランチユラ踊 言損ひ聞損ひ見損ひ 古今物忘れ 知つた振り 水中の屁こき学者 知識遊戯 探偵小説の味 怪奇と主観 心霊界の奇現象 伝説と科学 生体解剖 医業と道徳 奇病と迷信 不老不死霊薬ロマンス)
大正15年8月25日印刷 大正15年8月28日発行 昭和2年4月10日132版 定価1円50銭
小酒井光次
春陽堂 東京市日本橋区通4丁目5番地
四六判 函 426ページ
序 闘病術提要(はしがき 闘病術の意義 生きんとする意志の樹立 結核恐怖心の害毒 避苦と迎苦 自然治癒力 如何にして自然治癒力を働かしむべきか 療養上の実際問題(一) 療養上の実際問題(二) 療養上の実際問題(三) 療養上の実際問題(四) 療養上の実際問題(五) 結論) 闘病術(第一章 緒言―肺結核とはどんなものか 第二章 発病当時の心 第三章 病気の悪化する人の心 第四章 治癒にむかふ人の心 付、杉田玄伯翁の養生訓 第五章 結核恐怖心(現代人の不安と恐怖) 第六章 治癒を妨げる各種の悩み 第七章 性慾の問題 第八章 食物 第九章 嗜好物と娯楽 第十章 日光 第十一章 空気 第十二章 気候 第十三章 土地と転地療養問題 第十四章 水 第十五章 病院乃至サナトリアム生活 第十六章 療養費の問題(付、自宅療養に就て) 第十七章 療養指導書(付、病中の読書) 第十八章 薬剤に対する態度 第十九章 医師に対する態度 第二十章 病候に対する態度 第二十一章 霊妙なる自然治癒力 第二十二章 健康の創造 第二十三章 恢復期の注意 第二十四章 病後生活と職業の選択 第二十五章 病に打克つた人々(一、正岡子規 二、徳永規矩) 第二十六章 結核を繞る諸問題(一、売薬広告と非医者 二、自殺 三、看護 四、病人と宗教問題(個性の問題)) 五、結核患者の対社会問題 第二十七章 結言) 闘病術附録(私の病歴)
大正15年11月10日印刷 大正15年11月13日発行 定価2円
小酒井光次
春陽堂 東京市日本橋区通4丁目5番地
四六判 函 333ページ
恋愛曲線 肉腫 難題 痴人の復讐 遺伝 按摩 虚実の証拠 心臓の呵責 手術 桐の花 初往診 印象 秘密の相似 卒倒 安死術 暴風雨の夜 猫と村正 メヂユーサの首 呪はれの家 謎の咬傷 愚人の毒
大正15年12月10日印刷 大正15年12月13日発行 定価1円20銭 送料12銭
小酒井不木
文苑閣 東京市神田区今川小路1-6
四六判 カバー
画:森田ひさし
紅色ダイヤ 暗夜の格闘 髭の謎 頭蓋骨の秘密 白痴の智慧 紫外線
大正15年12月25日印刷 大正15年12月28日発行 定価2円30銭
小酒井光次
春陽堂 東京日本橋通
四六判 函 333ページ
はしがき 日本の犯罪文学 桜陰、鎌倉、藤陰の三比事 探偵小説としての三比事 三比事に書かれた探偵方法 三比事に書かれた特種の犯罪方法 三比事に書かれた犯罪心理 詐欺騙盗を取扱った文学(昼夜用心記と世間用心記) 両用心記の比較 両用心記に書かれた詐欺方法 曲亭馬琴の「青砥藤綱摸稜案」 青砥藤綱の「裁判」に対する態度 「摸稜案」の最初の物語 暗号解読 「摸稜案」に書かれた女性の犯罪心理 犯罪文学と怪異小説 江戸時代の怪異小説 主観的怪異を取扱つた物語 ラフカヂオ・ハーンの翻訳 古今奇談英草子 浅井了意と上田秋成 伽婢子と雨月物語の文章 近松巣林子とシェクスピア 「マクベス」の研究 黙阿弥の悪人 ポオの『マリー・ロオジェー事件』の研究
昭和2年2月28日印刷 昭和2年3月3日発行 定価2円50銭
小酒井光次
日本心霊学会 京都市河原町二條下ル
序 第一章 序言 第二章 現代の医学は何を為しつつあるか(一、医学的知識の成り立ち 二、医学と医術 三、精神と肉体との関係 四、疾病恐怖心) 第三章 慢性病とは何ぞ(一、慢性病の意義 二、慢性病者の心) 第四章 各種の慢性病(一、神経衰弱 二、ヒステリー 三、慢性胃腸病 四、肺結核 五、其他の慢性病) 第五章 現今の慢性病治療 第六章 各種の精神療法 第七章 合理的慢性病治療法 第八章 闘病術 第九章 結言
昭和2年6月15日印刷 昭和2年6月18日発行 昭和2年6月23日5版 定価2円
小酒井不木
大日本雄弁会 東京市本郷区駒込坂下町48番地
四六判 函 377ページ
稀有の犯罪 犬神 三つの証拠 汽車の切符 胃の中の小刀 跳ね出す死人 紅蜘蛛の怪異 狂女と犬 血の盃 名探偵 新案探偵法 手紙の詭計 外務大臣の死 催眠術戦 新聞紙の包
昭和2年7月20日印刷 昭和2年7月25日発行 定価1円20銭
小酒井不木
波屋書房 大阪市浪速区河原町1丁目
四六判 函 346ページ
疑問の黒枠(プロローグ 死亡廣告 恋人同志 模擬葬式 病める夫人 刑事の出張 教室の事変 死因の説明 脅迫状 遺言状 志望広告主 死体の行方 家宅捜索 追跡 二通の手紙 意外な発見 教室の怪 電話 絶体絶命 邂逅 対面 臨終 訊問 真犯人 エピローグ)
昭和2年8月発行 定価35銭
サンデーニュース社
菊半截判 90ページ
ネイル・クリームの犯罪 女青髭 交霊術による探偵 錬金詐欺 犯罪者の詩歌 東西犯罪奇談 紳士盗賊 犯罪随筆
昭和2年8月発行
春陽堂
(※長山靖生編「小酒井不木著書目録」による。詳細不明。)
昭和2年8月15日印刷 昭和2年8月18日発行 定価2円
小酒井不木
春陽堂 東京市日本橋区通4丁目5番地
四六判 函 337ページ
闘病問答(第一章 はしがき 第二章 闘病術に対する世評 一、反対論 二、医師側の反対論の要旨 1、予防上の問題 2、自然治癒力の問題 3、安静及其他の問題 4、初期二期三期の問題 三、素人側の反対論 第三章 闘病問答 一、質問と之れに対する感想 二、質問事項 1、喀血 2、喀血予知 3、熱 4、各種の結核性疾患及び慢性病 5、食物 6、痔疾 7、神経衰弱(不眠、夢精等) 8、薬剤 9、サナトリアム療法 10、学業及び職業の問題 11、疾病恐怖心の除去 12、性慾問題 13、女性に関係した諸問題 14、小児の結核問題 第四章 結言) 附録(私の生活 寂しい顔 漫文漫語(一、伝記と考証 二、今日此の頃の暑さ 三、完全と不完全 四、知らぬ事 五、面会謝絶 六、読書 七、推敲 八、私の物を書く態度 九、作家としての私 十、文芸雑感))
昭和3年3月2月26日印刷 昭和3年3月1日発行 非売品
小酒井不木
平凡社 東京市麹町区下六番町
四六判 函 1037ページ
はしがき 疑問の黒枠 恋愛曲線 肉腫 難題 痴人の復讐 遺伝 手術 卑怯な毒殺 印象 秘密の相似 安死術 暴風雨の夜 猫と村正 メヂユーサの首 死の接吻 直接証拠 三つの痣 人工心臓 通夜の人々 ふたりの犯人 呪はれの家 謎の咬傷 愚人の毒 龍門党異聞(探偵劇) 紅色ダイヤ 暗夜の格闘 髭の謎 頭蓋骨の秘密 白痴の智慧 紫外線 塵埃は語る 玉振時計の秘密
小伝
昭和3年3月発行
平凡社
(※長山靖生編「小酒井不木著書目録」による。詳細不明。)
昭和3年5月18日印刷 昭和3年5月20日発行 普及版特価1円
小酒井光次
人文書院 京都市河原町二條下ル
四六判 函 361ページ
序 第一章 序言 第二章 現代の医学は何を為しつつあるか(一、医学的知識の成り立ち 二、医学と医術 三、精神と肉体との関係 四、疾病恐怖心) 第三章 慢性病とは何ぞ(一、慢性病の意義 二、慢性病者の心) 第四章 各種の慢性病(一、神経衰弱 二、ヒステリー 三、慢性胃腸病 四、肺結核 五、其他の慢性病) 第五章 現今の慢性病治療 第六章 各種の精神療法 第七章 合理的慢性病治療法 第八章 闘病術 第九章 結言
昭和3年5月25日印刷 昭和3年6月1日発行 定価1円
小酒井光次
内観社 東京府荏原郡大崎町上大崎444
四六判 函 265ページ
序 タナトプシス(タナトプシスとは シエル・シヨツク 首斬人の歌 サー・ウオルター・ローリー 五右衛門と如軒 死なんとす又は死せんとす 詩的死 南無阿弥陀仏 死にきれぬ死 幽霊の二種類 死の恐怖と死の予覚 自殺 出刃包丁の縄うらみ 切腹仕る時之心得 切腹の手本 介錯可仕心得 頸縊上人と入水上人 古代人の自殺観 基督教と自殺 自殺死体の後始末 仮死 早計埋葬―『面影の燃残』 日本人の冥途旅行談 支那人の冥途旅行談 西洋人の仮死談 断末魔は果して苦痛か 死の刹那の感じ 死者の幻像 死とあきらめ 東西『死』観 ハーパーの唄 始皇と徐福 『抱朴子』 葛洪の仙薬 人参と枸杞 魔女メヂーアの若返り法 サン・ゼルマン伯 錬金術―哲学者の石 血液に依る若返り法 処女回生術 ブローン・セカール氏法 スタイナツハの若返り法 メチニコフの自家中毒説 ブルガリア桿菌 消極的不老長生法 三つのW 西洋の長寿者列伝 長寿者研究 長寿者と食物 生命恐怖症―長寿者と食糧 不老長寿法は人間の空望)
昭和3年10月1日印刷 昭和3年10月3日発行 定価2円
小酒井光次
人文書院 京都市河原町二條下ル
四六判 函 405ページ
序 趣味の医学(子を求める術 怪物の出産 催情薬 隆鼻造鼻術 指切り 髪切り 毛髪フエチシズム 貞操帯と延寿帯 不老長生術 木乃伊と古代医学 製薬史の中から 見世物叢談 体臭雑話 泰西名医奇聞 狂気と狂人 酒・女・煙草 最近に於ける医学の進歩 医学上より見たる百年後の人間 死者の蘇生 処女尊重心の起原 女性血液の特殊変性 理想的美人の条件) 女性の異常心理(はしがき 死の悲哀と性的興奮 美貌を欲する心 卑しきを慕ふ心 性的早熟 不満と抑制 生むを欲せぬ心) 日常生活と変態心理(はしがき 日常生活と迷信 夢と迷信(夢占) 夢はどうして起るか 夢の正体 物忘れ 強迫観念) 彗星放語(科学文明の弱点 学者と空想 前知魔 迷信と其除去法 はやり・すたり 当にならぬ知識 伝記の興味 幸運の為に 虚偽と真実)
昭和4年6月1日印刷 昭和4年6月3日発行 定価1円80銭
小酒井不木
富士書房 東京市日本橋区通3ノ8ノ5春陽ビル内
四六判 函 234ページ
昭和4年6月15日印刷 昭和4年6月18日発行 定価1円20銭
小酒井不木
博文館 東京日本橋区本石町3丁目
B6判 カバー 316ページ
闘争 印象 痴人の復讐 卒倒 鼻に基く殺人 安死術 秘密の相似 見得ぬ顔 手術 肉腫 虚実の証拠 桐の花 二人の思想家 遺伝 按摩 二重人格者 死体蝋燭 恋愛曲線
昭和4年7月発行 定価1円26銭
大阪屋号書店(大連)
(※「満州日報」広告による情報。詳細は不明。)
昭和4年刊行 非売品
私家版
和装 帙 57ページ
春附新年 夏 秋 冬 短句
付、「はしがき」国枝史郎 「編者の言葉」石田元季
昭和4年10月5日印刷 昭和4年10月8日 非売品
小酒井不木
春陽堂 東京市日本橋区通三丁目八
A6判 函 451ページ
※参考情報:国会図書館所蔵のものは、奥付の日付記載が「昭和4年10月21日印刷(10月5日を手書きで訂正) 昭和4年10月24日発行(10月8日を手書きで訂正)」となっている。
展望塔の死美人 恋愛曲線 好色破邪顕正 ふたりの犯人 烏を飼ふ女 躓く探偵 初往診 ひすゐの簪 卑怯な毒殺 手術 偶然の成功 硬骨漢 愚人の毒 分身の秘法 脅迫状 酩酊紳士 遂に鐘は鳴つた 網膜現像 緑柱石の宝冠 蜀江の錦 雪の夜の惨劇 塵埃は語る 玉振時計の秘密
昭和5年3月18日印刷 昭和5年3月20日発行
改造社 東京市芝区愛宕下町4丁目40番地
A6判 函 398ページ
抱きつく瀕死者 人工心臓 肉腫 無名の脅迫状 謎の咬傷 劇場の事変 指紋研究家 いたづら蟹 印象 猫と村正 妲己の殺人 刹那の錯誤 眠り薬 痴人の復讐 姙術魔 邂逅 二十年後 得意な容疑者 懐疑狂時代 白痴の智恵 紫外線
昭和5年6月8日印刷 昭和5年6月12日発行
小酒井不木
平凡社 東京市麹町区下六番町10
B6判 函 318ページ
装幀 山六郎
口絵・挿画 森田ひさし
紅色ダイヤ 暗夜の格闘 髭の謎 頭蓋骨の秘密 白痴の智慧 紫外線 塵埃は語る 玉振時計の秘密 血染の日誌 物言ふ林檎 肖像の怪 国際射的大競技 十円紙幣
昭和7年12月10日印刷 昭和7年12月15日発行 昭和13年1月15日15版 定価25銭
小酒井不木
春陽堂書店 東京・日本橋・通三丁目
菊半截判 116ページ
恋愛曲線 痴人の復讐 秘密の相似 呪はれの家 闘争
昭和7年12月13日印刷 昭和7年12月18日発行 定価30銭
春陽堂 東京・日本橋・通三丁目
菊半截判 263ページ
疑問の黒枠(プロローグ 死亡廣告 恋人同志 模擬葬式 病める夫人 刑事の出張 教室の事変 死因の説明 脅迫状 遺言状 志望広告主 死体の行方 家宅捜索 追跡 二通の手紙 意外な発見 教室の怪 電話 絶体絶命 邂逅 対面 臨終 訊問 真犯人 エピローグ)
昭和7年12月20日印刷 昭和7年12月25日発行 昭和11年6月20日10版 定価30銭
小酒井不木
春陽堂書店 東京・日本橋・通3丁目
菊半截判 278ページ
紅色ダイヤ 暗夜の格闘 髭の謎 頭蓋骨の秘密 白痴の智慧 紫外線 塵埃は語る 玉振時計の秘密 墓地の殺人
昭和10年10月1日印刷 昭和10年10月5日発行 定価1円60銭
小酒井久枝
春秋社 東京市日本橋区呉服橋2ノ5
四六判 函 412ページ
闘争 手術 遺伝 痴人の復讐 恋愛曲線 肉腫 秘密の相似 印象 稀有の犯罪 犬神 胃の中の小刀 紅蜘蛛の怪異 網膜現像 好色破邪顕正 蜀江の錦 (翻訳)孔雀の樹(チエスタトン作)
付、「編者の言葉」江戸川乱歩
昭和11年10月25日印刷 昭和11年10月30日発行 定価45銭
小酒井不木
春陽堂書店 東京・日本橋・通3丁目
菊半截判 357ページ
展望塔の死美人 呪はれの家 死の接吻 通夜の人々 三つの痣 指紋研究家 眠り薬 緑柱石の宝冠 蜀江の錦 恋魔怪曲
昭和11年11月1日印刷 昭和11年11月5日発行 定価45銭
春陽堂書店 東京・日本橋区通3丁目
菊半截判 355ページ
大雷雨夜の殺人 愚人の毒 メヂユーサの首 人工心臓 謎の咬傷 烏を飼ふ女 抱きつく瀕死者 雪の夜の惨劇 好色破邪顕正
昭和3年2月25日印刷 昭和3年3月1日発行 昭和21年4月20日再版発行 定価8円
小酒井不木
平凡社 東京都日本橋区呉服橋3ノ5
B6判 179ページ
(※『現代大衆文学全集第七巻 小酒井不木集』平凡社・昭和3年3月の紙型を流用した再刊本と思われる)
紅色ダイヤ 暗夜の格闘 髭の謎 頭蓋骨の秘密 白痴の智慧 紫外線 塵埃は語る
昭和21年12月15日印刷 昭和21年12月20日発行 定価13円
小酒井不木
三佯社 東京都杉並区和田本町848
B6判 174ページ
疑問の黒枠(プロローグ 死亡廣告 恋人同志 模擬葬式 病める夫人 刑事の出張 教室の事変 死因の説明 脅迫状 遺言状 志望広告主 死体の行方 家宅捜索)
昭和22年4月20日印刷 昭和22年4月30日発行 定価25円
小酒井不木
三佯社 東京都杉並区和田本町848
B6判 142ページ
死の接吻 呪はれの家 謎の咬傷 通夜の人々
昭和23年5月25日印刷 昭和23年6月10日発行 定価80円
小酒井不木
世界社 東京都文京区音羽町3-19
B6判 192ページ
装幀 岡村夫二男
紅色ダイヤ 暗夜の格闘 髭の謎 紫外線 時計の秘密(「玉振時計の秘密」改題) 頭蓋骨の秘密 白痴の智慧 塵埃は語る
昭和53年3月1日発行 定価1,000円
幻影城 東京都千代田区神田神保町1-57
A5判 346ページ
疑問の黒枠 呪われの家 三つの痣 人工心臓 直接証拠 稀有の犯罪 恋愛曲線 新案探偵法 汽車の切符 三つの証拠 好色破邪顕正 闘争 愚人の毒
小酒井不木・人と作品と資料(「父不木の思い出」小酒井望 「耽綺社の指導者」長谷川伸 「徹底個人主義」土師清二 「思い出の断片」横溝正史 「梅田ホテルでの話」渡辺均 「小酒井不木氏の思い出」国枝史郎 「小酒井氏の思い出」森下雨村 「肱掛椅子の凭り心地」江戸川乱歩 「作家としての小酒井博士」平林初之輔 「小酒井氏と江戸文学」尾崎久彌 「先生の余技」岡戸武平 「我等の一大損失」甲賀三郎 「科学とメスとブラック・ユーモア」津井手郁輝 「小酒井不木書誌」島崎博)
平成3年9月30日初版第1刷発行 定価2,800円(税込)
小酒井不木
国書刊行会 東京都豊島区巣鴨3-5-18
四六判 カバー 336ページ
犯罪文学研究(はしがき 日本の犯罪文学 桜陰、鎌倉、藤陰の三比事 探偵小説としての三比事 三比事に書かれた探偵方法 三比事に書かれた特種の犯罪方法 三比事に書かれた犯罪心理 詐欺騙盗を取扱った文学(昼夜用心記と世間用心記) 両用心記の比較 両用心記に書かれた詐欺方法 曲亭馬琴の「青砥藤綱摸稜案」 青砥藤綱の裁判に対する態度 「摸稜案」の最初の物語 暗号解読 「摸稜案」に書かれた女性の犯罪心理 犯罪文学と怪異小説 江戸時代怪異小説 主題的怪異を取扱った物語 ラフカヂオ・ハーンの翻訳 古今奇談英草紙 浅井了意と上田秋成 御伽婢子と雨月物語の文章 御伽婢子と雨月物語の内容 近松巣林子とシェクスピア 「マクベス」の研究 黙阿弥の悪人) 犯罪者のジェーキール・ハイド性 モリアーチー教授 探偵の元祖ヴィドック 科学的研究と探偵小説 探偵小説管見 探偵小説の将来 江戸川氏と私 妖婆の鍋 怪物の出産 「ペスト」小史 デ・フォーの「倫敦疫病日誌」 エーンズウォースの「旧セント・ポールス寺院」 サムエル・ピープスの日誌その他
付、「小酒井不木−横断する知性」長山靖生
平成3年10月30日初版第1刷発行 定価2,800円(税込)
小酒井不木
国書刊行会 東京都豊島区巣鴨3-5-18
四六判 カバー 320ページ
殺人論(抄)(序論 原始人類(野蛮人)に於ける殺人 変態なる生理的又は心理的欲望に基く殺人 純然たる殺人と迷信による殺人 伝染による殺人と無意識の殺人 殺人者の容貌及び体格(解剖) 殺人者の生理及心理 女性殺人者の残忍性 殺人の動機(貪欲に発する動機 愚痴に発する動機 瞋恚に発する動機 精神錯乱又は精神薄弱者の殺人 所謂高尚なる動機) 死に就ての考察(創傷による死 中毒による死 窒息による死 異常の温度による死 飢餓による死 電撃死 精神の影響による死) 殺人の方法(創傷による死を起す方法 中毒による死を起す方法―毒殺方法 窒息による死を起す方法 間接の殺人方法 探偵小説に描かれた殺人方法) 共謀殺人 屍体の現象(冷却と乾燥 死後強直 屍斑の形成 腐敗 木乃伊と屍蝋 死後の傷害) 屍体の隠匿 犯跡の隠蔽 探偵総論(良心の苛責 殺人者の愚挙 未解決の殺人事件と冤罪事件 探偵方法の変遷 実在した名探偵と探偵小説にあらわれた名探偵) 西洋探偵譚(抄)(パークマン博士殺害事件 グーフエ殺害事件 見証による犯人探偵 名探偵ブルックスの功名 写真と探偵 探偵スウィーニーの功名) 毒及び毒殺の研究(一 歴史的考察 1 毒と迷信 一 原始人類と毒 二 植物性毒と迷信 三 鉱物性毒と迷信 四 動物性毒と迷信(毒蛇) 2 毒と犯罪 一 毒殺の歴史概観 二 日本の御家騒動と毒 三 欧洲に於ける男性毒殺者 四 欧洲に於ける女性毒殺者 五 ブランヴィリエ侯爵夫人の犯罪 二 科学的考察 1 毒とその作用 一 概説 二 腐蝕毒 三 実質毒 四 血液毒 五 神経及筋肉(心臓)毒 六 毒と体質 2 毒殺の鑑定 一 概説 二 臨床所見 三 剖検所見 四 化学的毒物検査 五 分析困難の毒物 六 毒殺鑑定史 三 文学的考察 1 文学に現われたる毒 一 概説 二 毒の作用の如実の描写 三 伝説又は迷信による毒の記載 四 想像的毒物 2 毒と探偵小説 一 概説 二 毒殺方法論 三 毒蛇に依る殺人 四 リーヴの作品その他) 錬金術 古代の裁判探偵法 西洋中世の拷問 動物裁判 屍体刑罰
付、「万有博士の二○年代」長山靖生
平成6年4月25日発行 定価2,800円(税込)
小酒井不木
(監修者)天瀬裕康 長山靖生
博文館新社 東京都文京区小石川2-14-6
四六判 カバー 315ページ
探偵小説 画家の罪? 一匹の蚤 犬の幻想 跳ね出す死人 紅蜘蛛の怪異 機械人間 自殺か他殺か 記憶抹殺術 屍を 「ラムール」 合作長篇を中心とする探偵作家座談会 黄色の街 二つの死体 別人の血液
付、「小酒井不木論−血に啼く両価性の世界」天瀬裕康 「小酒井不木研究史」長山靖生 「小酒井不木年譜」天瀬裕康作成
平成6年9月10日初版第1刷印刷 平成6年9月20日初版第1刷発行 定価2,500円(税込)
小酒井不木
国書刊行会 東京都板橋区志村2-10-5
四六判 カバー 330ページ
犬神 恋愛曲線 人工心臓 外務大臣の死 安死術 死の接吻 メヂューサの首 新案探偵法 稀有の犯罪 二重人格者 闘争 「二銭銅貨」を読む 「心理試験」序 国枝史郎氏の人物と作品 歴史的探偵小説の興味 ポオとルヴェル ヂュパンとカリング 「マリー・ロオジェ事件」の研究 恐ろしき贈物 誤った鑑定 怪談綺談 変な恋 体格検査 被尾行者
付、「真紅の原稿用紙」長山靖生 「小酒井不木著書目録」長山靖生編
平成7年2月20日印刷 平成7年2月25日発行 定価680円(税込)
小酒井不木
春陽堂書店 東京都中央区日本橋3-4-16
A6判 カバー 396ページ
大雷雨夜の殺人 愚人の毒 メヂューサの首 人工心臓 謎の咬傷 烏を飼う女 抱きつく瀕死者 雪の夜の惨劇 好色破邪顕正
付、「前説」「講説」山前譲
平成9年2月28日初版1刷発行 (分売不可)
小酒井不木
監修 中島河太郎
リブリオ出版 東京都文京区大塚3-5-11住友成泉小石川ビル別館3F
装幀 永畑風人
闘争 恋愛曲線 愚人の毒 安死術 人工心臓
付、「解説」中島河太郎
平成11年7月15日復刻版第一版印刷 平成11年7月20日復刻版第一版発行 定価3,333円(税別)
小酒井不木
春陽堂書店 東京都中央区日本橋3-4-16
四六判 函 333ページ
恋愛曲線 肉腫 難題 痴人の復讐 遺伝 按摩 虚実の証拠 心臓の呵責 手術 桐の花 初往診 印象 秘密の相似 卒倒 安死術 暴風雨の夜 猫と村正 メヂューサの首 呪はれの家 謎の咬傷 愚人の毒
平成12年12月発行 定価1,000円(税別)
小酒井不木
本屋さん
メデューサの首 愚人の毒
平成14年2月6日発行 定価1,300円(税別)
小酒井不木
筑摩書房 東京都台東区蔵前2-5-3
A6判 カバー 511ページ
恋愛曲線 人工心臓 按摩 犬神 遺伝 手術 肉腫 安死術 秘密の相似 印象 初往診 血友病 死の接吻 痴人の復讐 血の盃 猫と村正 狂女と犬 鼻に基く殺人 卑怯な毒殺 死体蝋燭 ある自殺者の手記 暴風雨の夜 呪はれの家 謎の咬傷 新案探偵法 愚人の毒 メヂューサの首 三つの痣 好色破邪顕正 闘争
付、「解説」日下三蔵
【初出データ・訂正情報】
◎ 「愚人の毒」
(誤)「改造」大正15年10月号 → (正)「改造」大正15年9月号
◎ 「猫と村正」
(誤)「週刊朝日特別号」昭和2年7月号 → (正)「週刊朝日特別号」大正15年7月号
平成16年7月15日初版第1刷印刷 平成16年7月25日初版第1刷発行 定価2,500円(税別)
小酒井不木
論創社 東京都千代田区神田神保町2-23 北井ビル
四六判変形 カバー 390ページ
紅色ダイヤ 暗夜の格闘 髭の謎 頭蓋骨の秘密 白痴の知恵 紫外線 塵埃は語る 玉振時計の秘密 現場の写真 自殺か他殺か 深夜の電話 墓地の殺人 不思議な煙 空中殺人団(パウル・ローゼンハイン作、鶴毛寧夫訳) 科学的研究と探偵小説 『少年科学探偵』序 『小酒井不木集』はしがき
付、「解題」横井司
平成16年10月21日発行 定価4,200円(税別)
監修 中相作/本多正一
編者 浜田雄介
発行 乱歩蔵びらき委員会
発売 皓星社 東京都杉並区阿佐谷南1-14-5
A5判 カバー 352ページ CD-ROM付
江戸川乱歩宛書簡ほか(内容紹介)
平成25年8月10日発行 定価800円(税別)
小酒井不木
真珠書院 東京都新宿区大久保1-1-7
B6判 カバー 192ページ
カバー・表紙・扉デザイン:矢後雅代
イラスト:田城ひとみ(代々木アニメーション学院)
紅色ダイヤ 暗夜の格闘 髭の謎 頭蓋骨の秘密 白痴の知慧 紫外線 塵埃は語る 玉振時計の秘密
2017(平成29)年9月10日初版印刷 2017(平成29)年9月20日初版発行 定価800円(税別)
小酒井不木
河出書房新社 東京都渋谷区千駄ヶ谷2-32-2
A6判 カバー 298ページ
ロゴ・表紙デザイン:粟津潔
疑問の黒枠
付、「解説――謎とスリルに満ちたファン必読の長編探偵小説」山前譲
2017(平成29)年11月20日初版第1刷印刷 2017(平成29)年11月30日初版第1刷発行 定価3,800円(税別)
小酒井不木
論創社 東京都千代田区神田神保町2-23 北井ビル
A5判 カバー 371ページ
画家の罪? 呪はれの家 謎の咬傷 通夜の人々 ふたりの犯人 直接証拠 愚人の毒 紅蜘蛛の怪異 稀有の犯罪 展望塔の死美人 『好色破邪顕正』 紅蜘蛛綺譚 龍門党異聞 手紙の詭計 外務大臣の死 催眠術戦 新聞紙の包 偶然の成功 妲己の殺人
偶感二題 課題 作家としての私 匿名の手紙 陪審制度宣伝劇 少年時代の愛読書 探偵小説劇化の一経験 探偵文芸の将来 探偵小説の行くべき道 大衆文芸ものの映画化 名古屋スケツチ ペンから試験管へ 『龍門党異聞』について
付、「解題」阿部崇