小酒井不木小説作品明細

(リニューアル公開:2007年3月19日 最終更新:2007年10月31日)
インデックスに戻る

初出誌不明・未詳

  1. 「初往診」(初出不明)
  2. 「友吉のいたづら」(『幼年の友』大正15年4月号?)
  3. 「にせ手紙」(『幼年の友』大正15年5月号?)
  4. 「五助爺さんの宝」(『幼年の友』大正15年6月号?)
  5. 「肖像の怪」(『日本少年』大正15年11月号?)
  6. 「父のゆうれい」(『幼年の友』昭和2年1月号〜2月号?)
  7. 「春潮(大団円)」(『名古屋新聞』昭和2年2月?日)
  8. 「眠り薬」(『百華新聞』昭和2年3月?)
  9. 「ふしぎな顔」(『幼年の友』昭和2年6月号?)
  10. 「酩酊紳士」(『百華新聞』昭和3年1月?)
  11. 「月代さばき」(『少女倶楽部』昭和4年5月号?)

「初往診」 #unknown

【データ】

初出: 初出誌不明
署名:
章題:
挿画:
備考:  

 往診から戻り、人力車から降りた医師は逃げ込むように診察室へ飛び込んだ。開業してから初めての往診、有頂天になって車に乗り込んだのが嘘のように、彼の頭の中をただ一つの事柄だけがぐるぐると廻っている。患者は五歳の男の子で、痙攣して意識を失っていたので、彼はカンフル注射を行った。注射を終えて薬の箱を見た彼は愕然とする。カンフルではなく、モルヒネを注射してしまったらしい。挨拶もそこそこに患者の家を後にして来たものの、とにかく患者の事が気になって仕方がない。いつ容態が急変したとの連絡が入るか……女中の言葉も耳に入らず、上の空で物思いに沈んでいると、そこへ慌ただしく女が駆け込んで来た。見れば間違いなくあの患者の母親である……。
 診療ミスの恐怖に怯え、いつ訪れるとも知れないカタストロフをじっと待つ医師の苦悶。破局の一歩手前から安堵の瞬間へと場面の空気を一気に切り替える筆法はなかなかのもの。こうしたシチュエーションでの医師の内面などはこの作者ならではの材料であるし、この路線の医学物だったら結構評判も良かっただろうに、何故かグロテスクの方面に踏み込んだ不木。自分と同じく医師であり、人間精神の暗部を恐怖と戦慄によって描きまくったフランスの怪奇幻想小説作家M・ルヴェルの影響などが大きいか。

【同時代評・関連資料その他】

【収録書名】
 『創作探偵小説集5 恋愛曲線』(春陽堂・大正15年11月13日発行)
 『探偵小説全集2 小酒井不木集』(春陽堂・昭和4年10月8日発行)
 『小酒井不木全集 第十七巻 探偵小説中篇集』(改造社・昭和5年10月10日発行)
 『恋愛曲線 復刻版』(春陽堂書店・平成11年7月20日発行)
 『怪奇探偵小説名作選1 小酒井不木集 恋愛曲線』(筑摩書房・平成14年2月6日発行)

【翻刻テキスト】 → 「初往診」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「友吉のいたづら」 #younennotomo_192604unknown

【データ】

初出: 『幼年の友』 ■巻■号 大正15年4月号? ■〜■ページ
署名:
章題:
挿画:
備考: 広告にてタイトル確認。実物未見。

【同時代評・関連資料その他】

【収録書名】
 単行本未収録

【翻刻テキスト】 → 「友吉のいたづら」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「にせ手紙」 #younennotomo_192605unknown

【データ】

初出: 『幼年の友』 ■巻■号 大正15年5月号? ■〜■ページ
署名:
章題:
挿画:
改題: →「にせてがみ」
備考: 広告にてタイトル確認。実物未見。

【同時代評・関連資料その他】

【収録書名】
 『小学生全集1 幼年童話集(上)』(文藝春秋社・昭和2年7月20日発行)

【翻刻テキスト】 → 「にせ手紙」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「五助爺さんの宝」 #younennotomo_192606unknown

【データ】

初出: 『幼年の友』 ■巻■号 大正15年6月号? ■〜■ページ
署名:
章題:
挿画:
備考: 広告にてタイトル確認。実物未見。

【同時代評・関連資料その他】

【収録書名】
 単行本未収録

【翻刻テキスト】 → 「五助爺さんの宝」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「肖像の怪」 #nipponshounen_192611unknown

【データ】

初出: 『日本少年』 ■巻■号 大正15年11月号? ■〜■ページ
署名:
章題:
挿画:
備考: 古書目録に「大正15年10月号」とあり。実物未見。

【同時代評・関連資料その他】

【収録書名】
 『少年冒険小説全集第三巻 少年科学探偵集』(平凡社・昭和5年6月12日発行)
 『小酒井不木全集 第十五巻 闘病余録及断片』(改造社・昭和5年8月18日発行)

【翻刻テキスト】 → 「肖像の怪」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「父のゆうれい」 #younennotomo_192701unknown

【データ】

初出: 『幼年の友』 ■巻■号 昭和2年1月号〜2月号? ■〜■ページ
署名:
章題:
挿画:
備考: 広告にてタイトル確認。実物未見。

【同時代評・関連資料その他】

【収録書名】
 単行本未収録

【翻刻テキスト】 → 「父のゆうれい」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「春潮(大団円)」 #nagoyanews_192702unknown

【データ】

初出: 『名古屋新聞』 昭和2年2月?日 第■面 連載第■回(全■回)
署名:
章題:
挿画:
備考: 連作小説の最終回。掲載日未確認。

【同時代評・関連資料その他】

【収録書名】
 単行本未収録

【翻刻テキスト】 → 「春潮(大団円)」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「眠り薬」 #hyakkanews_192703unknown

【データ】

初出: 『百華新聞』 ■巻■号 昭和2年3月■日〜?
署名:
章題:
挿画:
備考: 実物未見。

【同時代評・関連資料その他】

【収録書名】
 『小酒井不木全集 第九巻 探偵小説中篇集』(改造社・昭和5年1月28日発行)
 『日本探偵小説全集第一篇 小酒井不木集』(改造社・昭和5年3月20日発行)
 『日本小説文庫416 展望塔の死美人』(春陽堂・昭和11年10月30日発行)

【翻刻テキスト】 → 「眠り薬」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「ふしぎな顔」 #younennotomo_192706unknown

【データ】

初出: 『幼年の友』 ■巻■号 昭和2年6月号? ■〜■ページ
署名:
章題:
挿画:
備考: 広告にてタイトル確認。実物未見。

【同時代評・関連資料その他】

【収録書名】
 単行本未収録

【翻刻テキスト】 → 「ふしぎな顔」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「酩酊紳士」 #hyakkanews_192801unknown

【データ】

初出: 『百華新聞』 ■巻■号 昭和3年1月■日〜?
署名:
章題:
挿画:
備考: 実物未見。

【同時代評・関連資料その他】

【収録書名】
 『探偵小説全集2 小酒井不木集』(春陽堂・昭和4年10月8日発行)
 『小酒井不木全集 第十六巻 探偵小説短篇集』(改造社・昭和5年9月15日発行)

【翻刻テキスト】 → 「酩酊紳士」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」

「月代さばき」 #hyakkanews_192905unknown

【データ】

初出: 『少女倶楽部』? ■巻■号 昭和4年5月号?
署名:
章題:
挿画:
備考: 広告にてタイトル確認。本誌には収録無し、別冊附録か?

【同時代評・関連資料その他】

【収録書名】

【翻刻テキスト】 → 「月代さばき」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(小説の部)」