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小酒井不木

 四月増大号結構な出来栄です。ナンセンス・ノヴエルへの展開は、探偵小説の行詰りを救ふものと思ひます。私など、いゝことを教はつたと感謝して居ります。ベルナールの作品ことに面白く拝読しました。

底本:『新青年』昭和2年5月号

【書誌データ】 → 「小酒井不木随筆作品明細 1927(昭和2)年」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(評論・随筆の部)」

(最終更新:2014年11月23日)