インデックスに戻る

予が今十四五歳の少年であつたら 予はかういふ点に最も力を注ぎたいと思ふ

 「日本少年」がこの度天下の名士の御方々に、「予が今十四五歳の少年であつたら(※1)」といふお尋ねをしたところ、御多忙中にも拘らず、右のやうに沢山の御答へを頂戴致しました。記者は読者諸君と共に厚く御礼を申上げたいと思ひます(御返事到着順)

◇ 医学博士 小酒井不木

 英語を一生懸命に勉強したいと思ひます。もう少し中学時代に英語を勉強しておいたなら、どれ程よかつただらうにといつも残念な気がしてなりません。

(※1)原文太字。

底本:『日本少年』大正15年6月号

【書誌データ】 → 「小酒井不木随筆作品明細 1926(大正15)年」
【著作リスト】 → 「雑誌別 小酒井不木著作目録(評論・随筆の部)」

(公開:2006年2月20日 最終更新:2017年10月6日)