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探偵作家の著書と創作 (※抄録)

 大分抜けてゐるけれど、分つたのを列べて見た。著書と創作だけにした。著書の数字は定価。

 ○小酒井不木
科学より観たる犯罪と探偵(絶版)博文館、一・四〇
科学探偵、春陽堂、二・二〇
近代犯罪研究、春陽堂、二・三〇
殺人論、京文社、二・二〇
三面座談、京文社、二・〇〇


紅色ダイヤ(子供の科学十三年十二月号より三回)
髭の謎(同上十四年六月より三回)
呪はれの家(女性十四年四月)
謎の咬傷(同七月)
通夜の人々(苦楽十四年七月)
ふたりの犯人(同九月)
指紋研究家(同十月)
犬神(講談倶楽部十四年八月)
烏を飼ふ女(同十月)
(※1)の蚤(キング十四年六月)
按摩(新青年十四年八月増刊)
虚実の証拠(同上)
遺伝(同九月)
手術(同十月)

(※1)原文ママ。

底本:『探偵趣味』大正14年9月号

(公開:2017年10月6日 最終更新:2017年10月6日)