『中日新聞』 尾張版 3月9日
蟹江町出身の小説家小酒井不木(1890-1929年)の業績をたたえる「小酒井不木賞俳句・俳画コンテスト」(中日新聞など後援)の応募作品の展示会が8日、同町図書館で始まった。入場無料。30日まで。
推理小説の草分け的な存在として知られ、ねんげ句会を結成するなど、俳句にも造詣が深かった地元の偉人の業績を伝えていこうと、町民らが実行委員会をつくり毎年コンテストを開いている。
『名古屋近代文学史研究』 第163号 名古屋近代文学史研究会 3月10日発行
『日本古書通信』 日本古書通信社 3月発行
『中日新聞』 尾張版 4月1日
一般、高校生、小中学生の各部門合わせて二千点以上の句と俳画の応募があり、グランプリの「小酒井不木大賞」に輝いた弥富市鯏浦町の原好郎さんをはじめ、審査で選ばれた入賞者約九十人を表彰した。
名古屋市立大名誉教授で不木が設立した「ねんげ句会」同人の馬場駿吉さんによる講演もあり、約百五十人が耳を傾けた。(後略)
『第五回「小酒井不木賞」俳句コンテスト 俳句抄 折々草句集』 小酒井不木俳句コンテスト実行委員会 4月1日発行
『名古屋近代文学史研究』 第164号 6月10日発行
『北海道大学大学院文学研究科研究論集』 北海道大学大学院文学研究科・編 ■月発行
→ 改題:「指紋と血の交錯――小酒井不木「赦罪」をめぐって」(『日本探偵小説を読む:偏光と挑発のミステリ史』 押野武志・諸岡卓真編著 北海道大学出版会 2013年3月29日発行)