参考文献/資料集 2008(平成20)年

(公開:2008年4月19日 最終更新:2023年11月12日)
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3月

ふるさとへ思い込め 不木賞俳句・俳画 蟹江で作品展

『中日新聞』 尾張版 3月9日

 蟹江町出身の小説家小酒井不木(1890-1929年)の業績をたたえる「小酒井不木賞俳句・俳画コンテスト」(中日新聞など後援)の応募作品の展示会が8日、同町図書館で始まった。入場無料。30日まで。
 推理小説の草分け的な存在として知られ、ねんげ句会を結成するなど、俳句にも造詣が深かった地元の偉人の業績を伝えていこうと、町民らが実行委員会をつくり毎年コンテストを開いている。

小酒井不木の中学時代(五) / 浦部圭

『名古屋近代文学史研究』 第163号 名古屋近代文学史研究会 3月10日発行

 

『小酒井不木全集』――わが愛蔵の古書(35) / 嶋岡晨

『日本古書通信』 日本古書通信社 3月発行

 

4月

大賞に弥富の原さん 不木賞 俳句・俳画コンテスト

『中日新聞』 尾張版 4月1日

 一般、高校生、小中学生の各部門合わせて二千点以上の句と俳画の応募があり、グランプリの「小酒井不木大賞」に輝いた弥富市鯏浦町の原好郎さんをはじめ、審査で選ばれた入賞者約九十人を表彰した。
 名古屋市立大名誉教授で不木が設立した「ねんげ句会」同人の馬場駿吉さんによる講演もあり、約百五十人が耳を傾けた。(後略)

(紙芝居)「小酒井不木」ものがたり 推理小説の夜明け / 絵・加古邦臣 文・加藤悦子

『第五回「小酒井不木賞」俳句コンテスト 俳句抄 折々草句集』 小酒井不木俳句コンテスト実行委員会 4月1日発行

6月

小酒井不木の中学時代(六)講談会 / 浦部圭

『名古屋近代文学史研究』 第164号 6月10日発行

 


“徴”としての指紋――小酒井不木「赦罪」を中心に / 井上貴翔

『北海道大学大学院文学研究科研究論集』 北海道大学大学院文学研究科・編 ■月発行
→ 改題:「指紋と血の交錯――小酒井不木「赦罪」をめぐって」(『日本探偵小説を読む:偏光と挑発のミステリ史』 押野武志・諸岡卓真編著 北海道大学出版会 2013年3月29日発行)