参考文献/資料集 2000(平成12)年

(公開:2009年1月12日 最終更新:2009年1月12日)
インデックスに戻る

6月

そして誰もが幻になってしまう? / 山前譲

『彷書月刊』 7月号 弘隆社 6月25日発行

 だからといって、世紀末の現段階で、探偵小説史に記されているような作品が、すべて読める状況にあるわけではないのも確かである。品切れ、絶版が多く、探偵作家で今その作品世界を簡単に俯瞰できるのは、江戸川乱歩、小酒井不木、夢野久作、小栗虫太郎ぐらいだろうか。