『朝日新聞』 4月23日
「ねんげ句会」は探偵小説の大家で医学博士でもあった同町出身の故小酒井不木ら東海地方の俳人が昭和の初めつくった会。会の名称は「拈華微笑」(ねんげみしょう=以心伝心の意)からとったといわれ、いまも会員三十余名が毎月一回例会を開いている。 ---------- これまでに立てられた句碑は、小酒井不木をはじめ上野千秋(随筆家)杉浦冷石(俳人)殿島蒼人(演劇評論家)岡戸武平(作家)宮田重亭(洋画家)ら八氏。