『心霊医学』 1929(昭和4)年4月20日発行
「タナトプシス」医学博士 小酒井不木著 創作家として思想家としてはた亦精神医学者として高名な小酒井不木博士が数年に渉る闘病生活の中にあつて独特なる「死生観」を記述せられたもので最近四年間に於ける死生に対する博士の赤裸々なる欺かざる血■とも称すべきものであつて(、)少くも心霊界にあつて死生の真相を知らんとする者の是非一読を要するものである。(定価金壱円郵税共)発行所 東京市外上大崎四四四内観社