小酒井不木年譜


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1897(明治30)年

7歳 尋常小学校3年生
・6月 京都帝国大学設置にともない、帝国大学は東京帝国大学と改称。

山村魏 7月28日生まれ
岡戸武平 12月生まれ

山村魏:小酒井不木の愛知一中の後輩にあたり、親交があったとのこと。子息・安弘氏より情報提供(2013/6/28)。

(『不木・乱歩・私』 昭和49年7月)
岡戸武平 明治三十年十二月尾張横須賀に生る。現在名古屋市在住、七十七歳。

「生いたちと中学時代」(原田三夫『思い出の七十年』誠文堂新光社・昭和41年3月25日発行)
 私の祖母の郷里は名古屋の西の蟹江に近い大海用(おおみよ)という農村で、私は尋常小学時代、暑休みによくそこへ遊びにいった。推理小説の先駆者小酒井不木の郷里は、この村と大川を隔てた村で、かれの家は資産家で農家ではなかった。私はそこをも一、二度訪れて、小酒井と庭で線香花火を遊んだ。かれの父は縁側で酒をのんでいた。小酒井の本名は光次で、私と同様「みっつあ」とよばれたが、かれと私が大学に進んだとき、これらの村では、どちらの「みっつあ」が偉くなるだろうかとうわさをした。

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2月

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10月

11月

12月

(公開:2020年3月18日 最終更新:2022年9月9日)